第 三回目 その1/2(準備編)デジタル紙芝居にチャレンジしてみました。

試験もようやく終了しましたので、これからもよろしくお願いいたします。
受験期間中は、パソコン、液タブ、タブレットなどのデジタルライフラインの使用禁止状態。
加えて、コミック類も禁止でした。

入学祝として、主様から「コピック80本セット」と言われて大喜びでした。
ところが、コピックの類似品でした。でも、まだまだ初心者の、自分には、大変喜びです。

「ねこに鰹節」といわれながらも大喜びです。
0番の色がないのがちょっと残念でした。

コピック

でも、とてもうれしいです。
やっと、パソコン、液タブ、板タブが解禁になったのですが、
作品ができておりません。
ひとまず、コピック類似品で、作成してみました。

Midare

前回の新見南吉の作品を利用して、デジタル紙芝居にチャレンジしてみました。

今回のチャレンジについて

入試準備ブランクがあったため、材料が揃っておりませんので、ひとまず、
新見南吉の「でんでんむしのかなしみ」シリーズとして、動画紙芝居を作成したいと思います。
作業が長いので、素材準備編動画作成編の2つに分けたいと思います。
ケーキ作りの下準備と製作編にわけるような感じにしたいと思います。

(1)動画ソフトで編集して動画にする。
(2)音声は、電子読み上げにする。

今回使用したアプリケーションについて

今回使用したアプリケーションは、3種類です。
主人公の動画編集ソフトは、OpenShotを利用しました。
他のアプリも試してみたのですが、マニュアルも読まずに、なんとなくできたOpenShotを利用しました。
自分の声も、試してみたのですが、余計な音が入るので、テキスト読み上げをやってみようと試してみました。
テキスト読み上げも、アプリによるものクラウドによるものなどいくつか種類があるようでしたが、
速度とかを記述して変更できるSSML(音声合成マークアップ言語)が使えるようなので、
今回は、IBMのデモサイトを利用させていただきました。
SSMLは、良くわかりませんでしたが、スピードの調整をしたかったので使ってみました。

使 用したアプリ 簡 単な説明 WiKi  URL
Text To Speach
TextToSpeach
テキスト読み上げには、様々な、ソフトやクラウドが
あるようです。
今回は、IBMのDemoサイトを利用しました。
https://text-to-speech-demo.ng.bluemix.net/
SSMLが利用できるので、複雑な制御も可能のようです。
まだまだ、これから変化のある分野のようです。
IBMクラウド解説
OpenShot
OpenShot
動画編集ソフトは、kdenlive、Lightworks,ShotCutなど
数多くありますが、直感的に使えました。
KlueMoeCreatorの環境では、比較的安定して使えました。
Core2DuoのPCでしたが、トラックがエフェクトを増やした
場合は、処理能力が不足しました。
OpenShot
AudaCity
AudaCity
動音声トラックの編集用に使用しました。
非破壊編集のため処理が速く、音声の切り出しや
エフェクト処理といった編集内容のアンドゥ・リドゥが
無制限なので、大変重宝しました。

 

電子紙芝居作成のための準備

1.紙芝居の絵
これは、今まで、利用してきた絵の画像を使用します。
全部で、10枚になります。

2.台詞の作成
台詞を各ページごとに用意しました。

3.台詞をテキスト読み上げ
各ページごとの台詞をtext to speechを利用してmp3ファイルにしました。

4.紙芝居の枠
紙芝居の枠を作成しました。

(おまけ)
昔は、紙芝居は、公園や空き地などで、近所の子どもたちがたくさん集まったそうです。
お菓子などを食べながら盛り上がったそうです。

Hontai Hontai

作業の大枠の整理

作業の第一段階は、素材作りになります。
 

Hontai
 

絵と台詞(せりふ)の準備

絵と台詞は、今まで、使っていたものをそのまま使用することにしました。

 
Layer01 Layer01 Layer01 Layer01 Layer01

でんでんむしのかなしみ
いっぴきのでんでんむしが
ありました。
あるひ そのでんでんむしは
たいへんなことに きがつきました。
「わたしは いままで 
うっかりして いたけれど、
わたしの せなかの からの
なかには かなしみが 
いっぱい つまっているでは
ないか」
この かなしみは どうしたら 
よいでしょう。
でんでんむしは おともだちの
でんでんむしの
ところにやっていきました。
「わたしは もう いきて 
いられません」
と その でんでんむしは
おともだちに いいました。
「なんですか」
と おともだちの でんでんむしは
ききました。
「わたしは なんと いう 
ふしあわせなものでしょう。
わたしの せなかの
からの なかには かなしみが
いっぱい つまって いるのです」
と はじめの でんでんむしが 
はなしました。
Layer01 Layer01 Layer01 Layer01 Layer01
すると おともだちの 
でんでんむしは いいました。

「あなたばかりでは ありません。
わたしの せなかにも 
かなしみは いっぱいです。」

 
それじゃ しかたないと おもって、
はじめの でんでんむしは、
べつの おともだちの ところへ
いきました。
その おともだちも いいました。
「あなたばかりじゃ ありません。
わたしの せなかにも
かなしみは いっぱいです」
そ こで、はじめの でんでんむしは
また べつの おともだちのところへ
いきました。

こうして、おともだちをじゅんじゅんに
 たずねて いきましたが、どの 
ともだちも おなじ ことを 
いうので ありました。
とうとう はじめの でんでんむしは
きが つきました。
「かなしみは だれでも もって 
いるのだ。
わたしばかりでは ないのだ。

わたしは わたしの かなしみを
こらえて いかなきゃ ならない」

そして、この でんでんむしは 
もう、なげくのを やめたので 
あります。

裏表紙です。
青空文庫から
底本:「校定 新美南吉全集第四巻」大日本図書
   1980(昭和55)年9月30日初版第1刷発行
   1987年(昭和62)年2月15日第3刷発行
初出:「ろばの びっこ」羽田書店
   1950(昭和25)年6月5日
入力:高松理恵美
校正:川向直樹
2004年10月30日作成
 

台詞(せりふ)音源の作成準

IBMのデモサイトに入ります。
URL:https://text-to-speech-demo.ng.bluemix.net/

 
TextToSpeech01 TextToSpeach02
日本語にセットします。 SSMLの画面に入れて作成します。


こんな感じで、音源ができました。
もっと細かな調整もできるようなのですが、結局、スピード調整だけをやってみました。

 
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>でんでんむしの悲しみ<break time="500ms"/></prosody></s></p>

 
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>いっぴきの 
でんでんむしがありました。
<break time="500ms"/>あるひ 
そのでんでんむしは たいへんなことに 
きがつきました。<break time="500ms"/></prosody></s></p>

 
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
「わたしは いままで、うっかりしていたけれど、
わたしの せなかの 
からのなかには かなしみが
いっぱい つまっているではないか」
<break time="300ms"/>このかなしみは
どうしたら よいでしょう。<break time="500ms"/>
</prosody></s></p>
<<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
でんでんむしは
おともだちの でんでんむしの ところに 
やっていきました。
<break time="600ms"/>「わたしは もう
 いきていられません」
と その でんでんむしは、おともだちに 
いいました。
<break time="1000ms"/>「なんですか」
<break time="1000ms"/>
と おともだちの でんでんむしは ききました。
<break time="500ms"/></prosody></s></p>
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
「わたしは なんという 
ふしあわせなものでしょう。
わたしの せなかの からのなかには 
かなしみが いっぱい つまっているのです」
<break time="800ms"/>と はじめの 
でんでんむしが はなしました。
<break time="500ms"/></prosody></s></p>


 
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
すると おともだちの 
でんでんむしは いいました。
「あなたばかりでは 
ありません。
わたしの せなかにも 
かなしみは いっぱいです。」<break time="500ms"/>
</prosody></s></p>
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
 それじゃ しかたないとおもって、はじめの 
でんでんむしは、べつの 
おともだちのところへいきました。
<break time="300ms"/>
すると そのおともだちも いいました。
<break time="300ms"/>
<break time="1000ms"/>
「あなたばかりじゃありません。
わたしの せなかにも 
かなしみは いっぱいです」
<break time="1000ms"/>
</prosody></s></p>

 
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
 そこで、はじめのでんでんむしは、 
また べつのおともだちのところへいきました。
<break time="1000ms"/>
こうして、おともだちを 
じゅんじゅんにたずねていきましたが、
<break time="1000ms"/>
どのともだちも おなじことをいうのでありました。
<break time="500ms"/>
</prosody></s></p>
<p><s><prosody rate="-35%"><break time="500ms"/>
とうとう<break time="500ms"/>
はじめのでんでんむしは、
きがつきました。<break time="1000ms"/>
「かなしみは だれでも、もっているのだ。
<break time="1000ms"/>
わたしばかりでは ないのだ。
<break time="1000ms"/>
わたしは わたしのかなしみを 
こらえていかなきゃならない」
<break time="1000ms"/>
そして、このでんでんむしは もう、
なげくのをやめたのであります。
<break time="500ms"/>
</prosody></s></p>

 

■  枠と背景音源の準備

背景と、枠は、適当にと言ってはなんですが、、
1.背景を透明度にした枠を作成しました。
この枠の中に、紙芝居を入れていきます。

Frame03

2.音声
MP3のクラシック音楽からいくつか「悲愴」「鱒」「月光」などを用意しました。
つぎの動画制作で変更するかも知れません。

ページめくりの音を用意しました。

■  第三回目その1/2(準備編)を終えて

「でんでんむしのかなしみ」を作成して、これが、色々な形になっていくのが大変楽しいです。
この制作室をやりはじめて、まったく、パソコン音痴の自分がなにができるのかが、
不安だったのですが、どうにか続いています。

思いついたことを主様に、聞くといつも。

「それは、KlueMoeCreatorに入っている◎◎のソフトを使えばできるんじゃない。」
と言われて、普段は、AZ-PainterとGIMPしか使わない自分には、宝の持ち腐れ、
だったような気がします。
この制作室のおかげで、色々なことがわかってきたような気がします。


「次回は、OpenShotという動画編集ソフトを使用して、実際に作成してきたいと思います。」

 

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