PenTabMappingMod
KlueMoeCreator
におけるマルチモニタの設定
最近は、
Artist10,Artist13,Artist15.6などの新しい形の液タブが利用されるようになりました。
従来は、板タブ、液タブなどの区分でしたが、板タブ、モニタ液タブ、ボード液タブとわけたほうが
良いのかも知れません。
今までは、マルチモニタなどやったことがない人が、マルチモニタ環境で、制作をすることになります。
KlueMoeCreatorにおいても、マルチモニタ、マルチタブレットに対応したツールを搭載しました。
マルチタブレットは、初心者には、設定が結構厄介なものです。
KlueMoeCreatorは、初心者に主眼をおいたものなので、このような環境でも、
ある程度は、楽に操作できるようにペンタブマッピングツールを用意しました。
ペンタブマッピングとは、キャンバスのおいてあるモニタに対して、ペンタブの出力を
そのモニタに対して、切り替えて使うことになります。
例えば、
ペンタブAに対して、モニタAとモニタBがあったとします。
キャンバスが、モニタAとモニタBに配置されているとき。
ペンタブのペン入力ー>モニタA
で使用する場合と
ペンタブのペン入力ー>モニタBに入力する時があります。
これを切り替える必要があります。
これをペンのモニタマッピングとここでは、表現したいと思います。
以下、KlueMoeCreatorに搭載された、マッピングツールの使い方を説明します。
■ モニタレイアウトの設定
(1)
サンプルの環境
モニタ液タブ(UG-2150):DVI接続
ボード液タブ(Artist10S):VGA-HDMI変換接続
板タブ(G−450)
(2)ArandRの起動
モニタ調整ランチャーからArandRを起動します。

(3)ArandR
を使用してモニタレイアウトを決めます。
描画スタイルにあわせてレイアウトを決めます。
決めたら左上のチェックマークをクリックします。
UG-2150とArtist10Sミラーモード
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上にUG2150、下にArtist10S
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左にArtist10S 右にUG-2150
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上にArtist10S 下にUG2150
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■ 描画モニタへタブレットペンのマッピング
(1)
サンプルの環境
モニタ液タブ(UG-2150):DVI接続
ボード液タブ(Artist10S):VGA-HDMI変換接続
(2)
モニタ調整ランチャーからPenMappingを起動します。

(3)
モニタマッピングをするペンのデバイスとMapping先のペンタブを設定します。
シ
ステムで認識されているデバイス名で表現されています。

PenList
には、ペンタブ、液タブのデバイス名が示されています。
MonitorList
には、液タブ、モニタのモニタ名が示されています。
MorganTablet は、UG-2150のペンになります。
UC-Logic SP-1001 Pen は、Artist10Sのペンになります。
UGTABLET
G3 4x3 pen は、G450のペンになります。
このペ
ンとモニタの組み合わせを選んで「この組み合わせで実行」
を押す
と、ペンと対象のモニタが動作します。
(4)制作中に切り替える組み合わせを登録しておきます。
例えば、G450を液タブにマッピングしたり、Artist10sにマッピングをして、
切り替えながら作業をする時があります。
その組み合わせを登録しておきます。

ここでは、UG-2150のペンタブでArtist10Sのキャンバスに描画するので、
VGA1を選びます。
そうすると、Artist10Sで、UG-2150のキャンバスに描画出来るようになっています。
同様に繰り返して、G450のペンで、Artist10sのキャンバスに描画するように設定します。
このよ
うにして、
Artist10S
のペンタブでUG-2150に描画
G450のペンタブで、Artist10Sを描画している写真が次のようになります。

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